やっぱりオリジナルメンバーが最高
ミュージシャン、バンドの「これ!」という1曲を選曲し、紹介していく「この1曲」。
今日はガンズ・アンド・ローゼズです。
ガンズ・アンド・ローゼズは1985年アメリカ・ロサンゼルスで結成されたロックバンド。
1987年、アルバム「Appetite for Destruction」でデビューしました。
デビュー時のオリジナルメンバーは、W.アクセル・ローズ(vo)、スラッシュ(g)、イジー・ストラドリン(g)、ダフ・マッケイガン(b)、スティーヴン・アドラー(d)の五人組。
私がガンズと出会ったのは中学生のころで、ミュージック・ライフやロッキン・オンなど、
雑誌の記事で知りました。
ミニアルバム「G N’ R Lies」がリリースされた後で、
音より先に文字で、このバンドすごいんだと知ったわけです。
昔はインターネットもないですし、雑誌やラジオ、深夜のTV番組が情報源でした。
私は雑誌で情報を仕入れ、ゲオでレンタルCDを借りて、テープにダビングという流れで、
幅広い音楽を聴いていきました。
今考えるとありえないですが、新作CDは発売日にレンタルに並んでいましたからね。
私の世代は、最新の音楽をリリース直後にレンタルできていたわけです。
それで、最初に聴いたガンズのアルバムが、ファーストアルバム「Appetite for Destruction」で、
すごいという噂を軽く飛び越えていくインパクトで衝撃を受けました。
やっぱり、オリジナルメンバーのラインアップでの演奏、ソングライティングが最高ですね。
「Use Your Illusion」以降はちょっと規模が大きくなりすぎてて、
ガンズの野性味というか、荒々しさというか、ルーズさというか。
そんなのが無くなってしまった寂しさがありました。
そういった意味では、タイトでパワフルなドラムを叩くマット・ソーラムよりも、
上手くないけど、ルーズで不良っぽい音を出せるスティーヴン・アドラーの方が好みかもしれません。
ガンズ・アンド・ローゼズで一番好きな曲
「この1曲」を選ぶとしたら、やはりファーストアルバム「Appetite for Destruction」から選びたいですね。
というわけで、選曲したのは「Sweet Child o’ Mine」です。
アクセルのキレッキレのヴォーカル、シャウト、
そしてスラッシュの素晴らしいイントロやギターソロを聴くことができます。
これが即興で一発録りのソロだなんて信じられない。
やはりスラッシュは指折りのソロの名手だと思います。
他のメンバーの音もよく聴こえて、バランスがいい。
私の好きなガンズの魅力が詰まっているこの曲がベストです。
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