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ボ・ディドリーのおすすめ「この1曲」

この1曲
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ロックンロールの創始者の一人

ミュージシャンの楽曲の中で最も好きなものを選曲、紹介していく「この1曲」。

今日はボ・ディドリーを取り上げます。

チャック・ベリー、リトル・リチャードとともにロックンロールの創始者の一人として有名ですね。

ボ・ディドリーは1928年アメリカ・ミシシッピ州・マコム生まれのロックンロール・シンガー、ギタリスト。

大工や機械工として働いていたボ・ディドリーは、ジョン・リー・フッカーのパフォーマンスに触発されて、

友人たちとストリートで演奏し収入を補う生活を送っていました。

1951年、彼はシカゴのサウスサイドにある708クラブの常連となり、ジョン・リー・フッカーやマディ・ウォーターズの影響を受けたレパートリーを演奏しました。

1954年後半、ハーモニカ奏者のビリー・ボーイ・アーノルド、ドラマーのクリフトン・ジェームズ、ベースのルーズベルト・ジャクソンとバンドを組み、

I’m a Man」と「Bo Diddley」のデモを録音しました。

このデモがきっかけとなり、チェス・スタジオで2曲を再録音。

1955年3月にこのレコードがリリースされデビューを果たします。

このシングルがいきなりR&Bチャートを駆け上がり、1位を獲得します。

その後も、「Pretty Thing(1956年)」、「Say Man(1959年)」などのヒット・シングルが続き、

アルバムも「Bo Diddley(1958)」、「Go Bo Diddley(1959)」をリリースしています。

また、自分のためだけでなく、他のミュージシャンにも多くの曲を提供しています。

1956年にはギタリストのジョディ・ウィリアムズと共同で「Love Is Strange」を作曲し、1957年にはミッキー&シルビアのヒット曲となりました。

1959年のロックンロール映画「ゴー・ジョニー・ゴー」で同曲を披露した先駆的なロカビリー歌手ジョー・アン・キャンベルの「Mama (Can I Go Out)」も作曲しました。

1960年代に入っても「Road Runner(1960年)」、「You Can’t Judge a Book by the Cover(1962年)」、「Hey Good Lookin(1965年)」、「Ooh Baby(1967年)」とシングルのヒット曲を連発。

アルバムも「Have Guitar Will Travel」、「Bo Diddley in the Spotlight」、「Bo Diddley Is a Gunslinger」を1960年に一気に発表するなど、

1960年代を通して驚異的なペースでアルバムをリリースしました。

1970年代以降はペースを落としますが、2008年に亡くなるまでレコーディング、ライブと精力的に活動しました。

来日は、1988年のロン・ウッドとのツアー、1992年のジャパン・ブルース・カーニバル、1997年の単独ツアー、2001年のブルーノート東京公演があります。

ボ・ディドリーで一番好きな曲

ボ・ディドリーのサウンドは、トレードマークともいえるボ・ディドリー・ビートが特徴です。

もう発明と言って良いこのビート。U2、ストーンズ、ザ・フー、プライマル・スクリームなど多くのミュージシャン、バンドに引き継がれて、現在も生き続けています。

私が選ぶボ・ディドリーの「この1曲」はデビュー曲の「Bo Diddley」。

まず自分の名前(といっても本名ではないですが)の曲でデビューするってすごいですよね。

頭空っぽにしてこのビートに体を揺らしていると嫌なこともどうでも良くなってくる。

落ち込んだ時にはボ・ディドリー・ビートに何度も助けられてきましたし、

これからもお世話になる1曲です。

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