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ダニー・ハサウェイのおすすめ「この1曲」

この1曲
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ニュー・ソウルの旗手

そのミュージシャン珠玉の1曲を選んでおすすめしていく「この1曲」。

今日はダニー・ハサウェイを紹介します。

ダニー・ハサウェイは、1945年生まれでアメリカ・シカゴ出身のミュージシャン。

ゴスペル・シンガーだった祖母に育てられたダニーは、

幼少の頃から聖歌隊や祖母のゴスペルグループで歌い、

また、並行してクラシックを学び、音楽知識も得ていました。

ワシントンD.C.の名門ハワード大学に進学してピアノと音楽理論を専攻し、

大学に通いながらクラブのジャズバンドに参加。ポピュラー音楽にも興味を持つこととなります。

大学は中退し、故郷のシカゴでカーティス・メイフィールドのカートム・レーベルや、

スタックスで裏方として働きながらチャンスを伺っていたダニーは、

1970年にアトランティック・レコードと契約し、デビュー・アルバム「Everything is Everything」をリリースし、脚光を浴びます。

最高のファースト・アルバム。完成度高すぎます。

その後も、「Donny Hathaway」、ロバータ・フラックとの共演「Roberta Flack & Donny Hathaway」、

Live」、「Extention of a Man」とコンスタントに傑作を発表していきますが、

同時に精神を病み、うつ病、統合失調症を発症します。

そして、1979年、ロバータ・フラックとの共演アルバムを録音中に、

転落事故により亡くなってしまいます。

自殺と見られていますが、家族や友人は事故と主張しています。

まだ33歳。早すぎます。

ダニー・ハサウェイで一番好きな曲

ダニー・ハサウェイを初めて聴いたのは昨日投稿したマーヴィン・ゲイと同時期だったと思います。

アルバムは「Live」。はい。もう傑作中の傑作ライブ盤です。

これまでの人生の中で数多くのライブ盤に出会ってきましたが、

このアルバムはおそらく5本の指に入るライブ盤。最高です。

会場の空気感がすごく伝わってくるところも大好き。

5本の指に入るライブ盤をもう一つ挙げるなら、カーティス・メイフィールドCurtis Live!」なのですが、この2枚は空気感が似ています

半年くらいはずっと聴いていた気がしますね。

そしてダニー・ハサウェイで一番好きな曲も「Live」から。

昨日紹介したマーヴィン・ゲイのカバー曲「What’s Going On」を選曲します。

この曲、本家も好きだけど、このカバーは素晴らしい。こっちの方が好きなんですもん。

前奏からジャジーな演奏で、期待感満載で聴いた覚えがあります。

そして女性客の「What’s Going On!」の掛け声。「お前早く気づきすぎ」とツッコミながらも、

どんどんソウルの沼に引き込まれていく。

カバー曲のアレンジに定評のあるダニーですが、

これほどライブの導入として完璧な演奏がありましょうか。

当時みんなが知っている他人の曲をアタマに持ってくるなんて凄すぎます。

ライヴ
ワーナーミュージックジャパン

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