デヴィッド・ボウイのおすすめ「この1曲」

この1曲
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デヴィッド・ボウイで一番好きな曲

ミュージシャンの「これ!」という1曲を選び、紹介していく、今日の「この1曲」。

今日はデヴィッド・ボウイです。

早いものでデヴィッド・ボウイが亡くなって丸4年が経ちました。

回顧展「DAVID BOWIE is」やライブアルバムのリリースが続き、

全然亡くなったという実感が湧かないんですよねぇ。

私はデヴィッド・ボウイ死去のニュースを聞いてから、

半年ぐらいは車の中で過去のアルバムを繰り返し聴いてました。

今日紹介するのは中でも一番印象に残っている曲「Life On Mars?」です。

グラムロックの時代

「Life On Mars?」は1971年に発表された4枚目のアルバム「Hunky Dory」に収録されています。

前作の「The Man Who Sold The World」に端を発したグラムロック路線を継承したアルバムで、

「Life On Mars?」のミュージックビデオにも濃いメイクで出演しています。

このグラムロックというくくりですが、他にはTレックスや、

ボウイも曲を提供しているモット・ザ・フープルなどが挙げられます。

どちらかというとメイクや衣装などのヴィジュアルでくくられていて、

音楽性の共通点はあまりないんじゃないかと思います。

日本のヴィジュアル系バンドの走りみたいな感じですね。

ボウイのグラム路線がどうだったかというと、もちろんメイクはしていたんですが、

音楽的にミック・ロンソンが参加して、これまでよりもバンドとしての音作りを始めたことが大きな変化ですね。

「Life On Mars?」でもミック・ロンソンのギターソロが鮮やかな色彩を与えています。

難解な歌詞と邦題

そして、「Life On Mars?」といえば美しいメロディもさることながら、難解な歌詞が特徴です。

のちにボウイ自身がメディア批判の曲だと語っていますが、ほんとに難しい歌詞です。

そしてそれに引っ張られたのかどうかは知りませんが、

邦題「火星の生活」って。文脈から察するとおそらく「火星の生命体」でしょうよ。

キューブリック監督の「博士の異常な愛情」もかなりのもんですが、

この間違った邦題もインパクトがあって逆に有名になっているのでしょうか。

翻訳者がさじを投げたい気分もちょっとわかります。

コンサートで聴いてみたかった曲

ボウイはこの曲を大事にしていて、体調を崩してコンサート活動から離れるまでずっと歌い続けた曲です。

私はボウイのコンサートを経験したことがないのをすごく後悔しているのですが、

ヴォーカルの力量だけで別世界に連れて行ってくれるような感動的な曲。

この曲でボウイの世界に浸ってみたかったです。

このアルバムのあと、ジギー・スターダストになったり映画に出たり、バンドを始めたりと、

いろんなキャラ設定で自分をプロデュースし続けたボウイ。

最後は自分の死をもしっかりプロデュースして行ってしまいました。

そんなボウイがどんな時代、キャラでも歌い続けた「Life On Mars?」が私が選んだ「この1曲」です。

ハンキー・ドリー
ワーナーミュージックジャパン

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